「牛」の恵みに感謝をし、日々「いのち」と向き合う

トムミルクファーム / 沖 正文さん

沖正文(オキマサフミ)さん。東広島市は豊栄町にある「トムミルクファーム」で酪農業、及び製品加工、飲食店の営業と幅広く活躍をされています。

 

「牛」の恵みに感謝をし、日々「いのち」と向き合う。また地域・消費者に密着した場所となる。この信念の元、様々な新しい感覚で未来へと挑戦を続け、酪農業へと取り組んでおられます。

「牛はとにかくすごい。」

沖さんのこの言葉に強い力があります。

 

例えば鶏が産む卵。これは、本来はいのちになるものです。

人類が卵を頂く時には、いのちを頂きます。

一方、乳牛は草を食べて牛乳を生産します。

本来、牛乳は子牛が頂くものですが、品種として必要以上に生産が出来る牛もいます。その部分が人類へと還元をされます。

人が食べることの出来ない草を食べて、人を強くする牛乳を生産します。

乳牛は生き物のいのちを絶つこと無く、いのちを繋ぐことが出来る貴重な価値を持ちます。絶対に絶やしてはいけないと沖さんは語ります。

また「この地域で酪農をしたい」という目標があります。

 

広い土地、いわゆる過疎地へ行けばもちろん大規模に酪農はやり易いことは事実です。

ただ、トムミルクファームは地域と密接にここまで成長をしてきたと語ります。

畜産公害、平成13年の狂牛病の時にも地域からあがる心配の声に対して、規模拡大により入りにくい環境になりつつあった農場の、作業同線など整備を進めました。そうして「地域に開かれた農場作り」をして地域と密接に乗り越えて来ました。

農場を開放し、地域と一般消費者も含めての交流を生むため、牧場まつりを開催するなど、理解し共有することで多くの応援を頂いてきた、その思いが原動力になっています。

 

トムミルクファームは必要な学びを提供出来る場所です。

モノを売る、作る、を越えて、自分の仕事を消費者に理解してもらうことも一次産業の仕事だと考える。一次産業従事者が減る現代において、ますますやらねばならない仕事ですと言います。

 

地域に密着、消費者に密着、価値を伝える。社会の中での農場をこれからも作っていく未来にたくさんの幸せが詰まっています。

【この記事を書いた人】山田 謙太郎

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