本質の狂わない味の決め方

さきしま / 近成一志さん

西条のブールバール沿いで「鰹ふりだし」の看板を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
今回みちしるべが紹介するのは出汁の生産販売や原木シイタケの栽培を行っている株式会社さきしまの近成一志さんです。

もともと建設会社の役員だった近成さん。
会社が食品事業の別会社を立ち上げるにあたり、代表を勤めることになりました。

さきしまの出汁の、一番のこだわりは豊栄の農園で栽培する原木シイタケ。
出汁づくりの原料を求めて市内を巡る中で、今の農園にたどり着きました。

始めは、全く食べられないくらいのシイタケ嫌いだったという近成さんは、出汁の試飲も苦手なにおいを感じながらしていました。
しかし、「やるからには中途半端にできない」と、自分の手でシイタケを栽培するようになり、本当に人が美味しいと思うものが商品になるよう研究をしています。

「会議のような場所では他の人の意見に流されやすい。会議と違っておいしいと思うものは人に流されちゃいけんのよね。本質の狂わない味の決め方がいいよ。」
現在販売されている「西条鰹ふりだし」は、4種類の試作品の中から厳選されたものですが、商品を決定する試飲の際にも、わざわざ一人ずつ試飲してもらい、どれが美味しいかと尋ねていくことを通して、今の味に決めました。

今も、シイタケが大好き!とまではいかないようですが、研究をされて、おいしい食べ方をたくさん知っておられます。おさしみで食べたり、アヒージョにしたり、粉末状のものをアイスにかけて食べたり!
中でもシイタケのかさに出汁を入れてバター焼きにするのがおすすめだそうです。

立ち上げから5年経った今は、販路の拡大に加え、農家さんに対して規格外野菜の商品化をサポートする事業に力を入れています。広島県の名物を出汁にした新商品も作られているということです。

体験では、こだわりの原木シイタケの収穫ができます。11月ごろにたくさんできるみたいですよ!

【この記事を書いた人】江口 ひかる

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