「地球は僕らの仮住まい。動かしちゃいけんのんよ」

そう語る下永さんは、山師としてふるさとである福富の自然を守り続けています。
山から木を切り、製材し、余った木も無駄なく使う。
自然でそのまんまの木の良さを伝えたい。
木に触れて、そのぬくもりを感じてほしい。思うように好きなように木工を楽しんでほしい。
そんな思いを込めて、”きこりや” をはじめられたそうです。
手作りで建てられた“きこりや”の建物の中には、下永さんの作る木工品がたくさん並んでいます。
その木工品たちは、大人はもちろん、たくさんの子どもたちも魅了してきました。

山師であった父の背中を見て育った下永さんは、自身も山師となってから40年以上、ずっとふるさとである福富で活動されています。
山師として自分が地域のために精一杯できることを、という想いを語ってくださいました。
人と人とをつなげることが、下永さんの地域貢献のひとつでもあります。
古くから関わりのある地元の方はもちろん、福富へ移住してこられた方とも根強い信頼関係を築いてこられました。まず自分が相手を信じることが大切だと、下永さんは言います。
ふるさとを愛し、お仕事を通してその魅力を発信し続けている下永さん。
東広島がもっと元気になってほしいと笑顔で話してくださいました。

みちしるべでは、木のぬくもりを感じられる“木工体験”を企画しています。
思うように好きなようにをモットーに、木の魅力を楽しんでください!
【この記事を書いた人】長尾 春香
体験のご紹介
体験は現在準備中です。