飲食店オーナーでありながら、地域づくりにも精力的に取り組まれている
「このまちのキーマン」こと德森昌広さん。

学生の頃に飲食店で働いていたことが1つのきっかけで
「食」を通じたお客さんとのコミュニケーションにやりがいを見出したそうです。
現在、東広島で4つの店舗を経営されています(※うち1店は今春からリスタート)。
德森さんのモットーは
「頼まれたことは、“はい”か“イエス”の精神で引き受ける。」
飲食業はダイレクトに人と関わる職業であるからこそ、仕事以外でも人とのご縁やつながりを大切にしていることが窺えました。

そんな德森さんの人生の転機は、28歳で自分のお店を構えたことと、いろんな団体に所属して様々な立場の人と関わり始めたこと。
周囲からたくさんの影響を与えてもらい、次第に自分の中の考え方の素地が出来上がっていった時期でもありました。
飲食店という仕事柄、まちづくりに関わることは必須であり、ご自身が先輩方から教えてもらったことを次の世代に還元していきたいという想いも持っておられます。

東広島で生まれ育ち、長きに渡ってまちの変遷を見守ってきた德森さん。
酒蔵地区をさらに活性化させ、歩いて楽しめるまちにすることが今後の目標の一つです。
これからも「食」という切り口で、地域とともに歩み続けます。
【この記事を書いた人】宇都宮 真唯